私の主な仕事

分譲住宅のプランニング計画やコーディネート計画、法令チェック等

メインの仕事は、新築建売物件の間取りのアイディアの取りまとめ、法令チェック、建物パースの作成、建物自体の内観や外観、外構計画等を考える事です。
まだ件数は少ないですが自分自身で一からプランニング・設計・図面作成・確認申請業務等も行っています。
弊社の建売物件は土地に合わせて一軒ずつ設計しておりますので、よりよい建物になるように部署の垣根を越えて意見を出し合い、分譲計画を進めていきます。
その会議の取りまとめや、外部設計士との打ち合わせを代表して行っています。
また分譲地全体のバランスを見ながら、外壁や屋根、窓、玄関ドア等の柄や色味を決めています。
計画段階では頭を悩ませることも多くありますが、完成した時思い描いた建物や街並みが実際にできると嬉しかったり、新たな発見がある事が多く、やりがいを感じます。
その他に修理やリフォームの対応・工事管理を担当することもあり、知識の幅が広がります。

一番うれしかったエピソード

複数棟ある分譲地の中で、自分が設計した建物の間取りを気に入ってお客様が購入して下さった事

入社して3年目に15棟現場の分譲地で1棟設計を担当する事になりました。
前年にも27棟現場で2棟設計を担当し、建物自体は無事完売しました。
ですがその時は、自分の力不足により少し消化不良ぎみで「もう少し良い間取りにできたのでは？」という後悔が残っていました。
その出来事での反省を生かし、次ははじめに自分のやりたいことをしっかりとまとめ、建物のアピールポイントを明確にし、構造・間取り・見た目の全てがシンプルで住みやすい家を意識して設計を行いました。
周囲の力を借りながら何度か試行錯誤を繰り返し無事着工準備が整った頃、契約が決まりました。との嬉しい知らせが舞い込みました。
それだけでも十分嬉しかったのですが、ご購入頂いたお客様が「間取りを気に入って購入した」とおっしゃっていたと聞いて、思わず「やった！」と声が出てしまいました。
自分が考えた建物の売りポイントを気に入って下さったという事実がとても嬉しかったですし、何より自信が付き「次も頑張ろう」と思えた出来事でした。

私がこの会社を選んだ理由

各敷地に合った建売住宅を一棟一棟きちんと考えて設計しているところ

前職では注文住宅メーカーに勤めており、楽しいことややりがいも多く感じていましたが、自分の良いと思える建物を必ずしも受け入れてもらえるわけではないこともありました。
お客様を導いてマイホームという夢を実現するお手伝いをするのが注文住宅の設計士の仕事ですが、企業側が考えるより良い家を一から作って、そこに住んで頂けたらもっと快適なのに…と考えるようになりました。
ただし従来の建売住宅のように、決められた間取りをただ土地に当てはめていくだけではダメだということもわかっていました。
そんな時、サンホームズと出会い、家づくりに対する考えと柔軟な姿勢にとても魅力を感じました。
社員の人数は決して多くはありませんでしたが、自分のやりたいことがやれる環境だと感じ、この会社を選びました。

先輩からの就職活動アドバイス！

まず自分に合う合わないをしっかり見極めることが大切です。
内定をもらうことがゴールではなく、その会社で何をしたいか自分がどうなりたいかを考えて、働く姿をしっかりイメージして就職活動をして下さい。
私自身要領がいい方ではないので、数をこなそうと大学の専攻と全く無関係の企業の説明会に行ったり、面接を受けたこともあります。
最終的にそれらの行動が実を結ぶことはなかったのですが、その経験自体は決して無駄ではありませんでした。
HPには載っていない各企業の細かい違いや、会社の人事担当者が学生の何を見て、何を求めるているかが徐々にわかってきました。
今だから言えることですが、学生が自分を偽ったり、無理によく見せようと頑張っても社会で働いている大人にはすぐにバレてしまいます。
肩肘を張らず、自分らしく、周りは気にせず、遠回りしても大丈夫です。ありのままの自分自身を自信を持ってアピールして下さい。